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田の草取り
 この時期に草をとっておくと、稲が良く分けつして良く穂がつきます。

アルバムのミックス最終段階も一段落したので、夕方になると田んぼに出かけ、

1・2時間、田の草取りをしています。

ボウボウに生やして一回草が勝ってしまうと、なかなか取るのが大変になってしまうけれど、

草が花を咲かせて種を落とす前に取っていれば、年々少なくなっていきます。

これも折り合いです。

もう少し経つと稲の背も伸びて、かがむと顔にあたるので作業もしにくくなるし、

この時期はこれからググッとおおきくなる稲の状態を観ることもできるし、

水も豊富で草を抜きやすい。

それにしても気持ちのいい風。ウェットないい香り。


今年はこれが多いです。こいつははびこると稲が分けつ出来なくて大変。


シュレーゲルアオガルのなりたて発見。こないだまでオタマジャクシだったよな。

きょうも気持ち良くてがんばってしまいました。


蓮の蕾もかなりふくらみましたよ。


田植え
 今年の春はいろいろな出会いや展開が多く、ちょうど田植えに重なりました。

そこで、時間ができると田んぼに行っては少しづつ植えていきました。

後ろ向きに端から端まで5列づつ植えながら、一日2〜3時間20列くらい植えます。

谷戸で一人静かにする田植えもいいものです。鳥や虫やカエルたちも人の気を感じないので、

まったく自然のままに鳴いています。たまに空を見上げて雲の流れや風を感じながら、しばら

くすると空っぽになって、田植え三昧です。



水を張ったまま放っておいたので水草がけっこう生えているので、まずは草取りから。



苗は良く育ってます



苗をむしって土がついたままの束を、そこら中に放り投げますておきます。

後ずさりしながら苗束を拾って、数本むしっては植えていく。



完成! まんぞく〜



直線ではなく、微妙に揺らいでいるのが手植えの良いところ。揺らぎある景色は美しい。

という具合で夏至の翌日、めでたく完了しました。

ありがとうございます。
日本ミツバチ
 

おもしろい日本ミツバチの話を聞いた。


春先、女王バチは分家をするための新しい女王を産む。


そして、ある天気の良い日に、なんと群れの半分、15000


程の働きバチが新女王に付いて巣を飛び立つのだ。


そのために、あらかじめオスの偵察係が四方八方に飛び、巣に適した穴蔵を探しまわるのだと言う。


一方、ハニー・ハンターはその偵察係のハチが好みそうな


所に、気に入りそうな巣箱をセットして、群れを招くのだ。


自然からの情報を群れの中で伝達し合って生きているミツ


バチ達。その習性を知ったハニー・ハンターは蜜を得ること


ができるわけだ。


また、日本ミツバチの特性として、単一の花に群がらず、


多種類の花の蜜を集めるというのも興味深い。


たとえば、巣の前にレンゲ畑があったとしても全員がそこに


行くのではなく、それぞれのハチが多種多様な野の花を飛


び交い蜜を集めるのだそうだ。


なにか、それってとても縄文的じゃないか?



そんな話をしてくれたフィル君は、ハチのことを知り尽くした


養蜂家の先生から教えを受けた。そして去年、彼自身で日


本ミツバチの群れを招くことに見事成功して、その縄文的


蜜を味わうことができたのだ。


春の田んぼで、今日はなんという幸運だろう。


日本ミツバチの貴重な情報を得たうえに、自作の巣箱を


フィルが持って来てくれたんだ。




水を入れる
 今年は少し遅いが、年を越して田んぼに水を入れた。

落ち葉でいっぱいになった小さな水路をきれいにして、取水口を開ける。

山からの水がサラサラと入り始める。畔に切った排水口に土を盛り、水位を調整する。

一年の始まり。



ここで田んぼをするようになって、もう11年目、冬期湛水にして耕さなくなって6年目。

ここには森の腐葉土と少量の糠以外、肥料を入れていない。

でも毎年ほぼ同量のお米を、ここからいただいた。

色々な種類の虫やカエルも殖え、季節を通して花々が咲く。

溜池には睡蓮や蓮が咲くようになった。

森の片隅でガーデニングをしているようだ。

まったく経済成長的な行為ではないが、自然との折り合いを感じることができる。

何より自分のいのちが喜んでいる。



経済って何だろう。

人間の生活に必要な活動の結果、形成される社会関係。

そうしたら、経済を論ずる前に自分が本当に望んでいる有機的な生活を作ることが先だろう。

有機的ってなんだろう。

生きているということ。いのちという関係。

森は、誰が計画したわけでもなく、ひとつひとつの命が、一本一本の樹が、

輝いて生きぬくことで、自然に多種多様に共生し合い、生い茂って成長している。

僕たちも個を輝かせ、有機的な世界を生き始めているのだろう。



田んぼは今、落ち葉で埋まり、冬の眠りについているようだ。

でも森では、木々の芽が膨らみ始め、着々と次の季節が準備されている。

                 真砂(88に連載)

冬至 田んぼの祈り
 冬至のころ

田んぼは眠りにつく

photos/桃茶爺

冬がはじまる



でも その次の季節も

着々と準備されている



冬至には みんなで ここに 感謝する

まずは 水の入り口から



いつも 山の栄養を ありがとう





音楽を奏でます



畔みちを 歩きながら

今年も楽しませて いただきました

生きもの達に ありがとう






この谷戸に祀られた 義景大明神さまにも

この気持ち良い場を 守っていただいて ありがとうございます




最後は山の頂上にあるお稲荷さんへ






音にのって 祈ります

今年も楽しく田んぼができました 感謝



山から下りたら 収穫祭



宴はつづく

Good Vibration
  


                                                  (photos/桃茶爺)