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火入れ 水入れ
 立春ですね

もう、ひと月余り冬眠状態です。

でも時折り田んぼに行って作業もします。先日は野焼きをしました。

何となく田んぼが火を欲しているような気がして、所々にワラを積み火を入れます。

カリ分の補給になると思うが、田んぼにお灸をしているような感じもして・・・

でもとにかく、冬の日差しの中で白煙が谷戸に立ちこめて、気持ちがいいのです。



去年からこのところ、経済や政治などの事がほんとうに幻影のように見えてきました。

もう幻影に向かっていても、しょうがないなあと感じる人は多いと思う。

国を家にたとえるなら、もう出家するしかないなあと・・

出家というのはもちろん意識のうえの事で、自分も含め、ひとりひとりの中で

それぞれに起きている意識の変革こそ、リアルなんだろうなあという事です。

分離してしまった幻影世界から、宇宙という自然に響き合うためには、

意識の自立が必要ということかな・・・



・・1979年にボブ・マーレーが歌っていた・・・


「ある者はすべてを手にいれ

 ある者にはなにもない

 ある者は希望と夢を手にし

 ある者は目的すら失った・・・


 ある者には真実と願いが

 ある者には誇りと屈辱が

 ある者は策略を企て

 ある者は道とその意味を知る・・・



 兄弟達よ 姉妹たちよ

 説教や議論はもうやめだ

 僕らは生き残らなければならない

 大いなる時代がやってきたんだ


 ある者はうわべを飾る

 ある者は心を失わない

 ある者はしっかり立つこともできない

 ある者はもう待つこともできない


 僕らは生き残る

 この非人間的なテクノロジーの時代に生き残る

 科学の非道のなかで生き残る

 原子力という誤ちのエネルギーの中で生き残る
 
 一生危険を強いられるこの世界で生き残る


 僕らは生き残る 」

  
    SURVIVAL/Bob Marley [ライオンのうた] より



ぼくたち一人一人がそれぞれに、 より自然へとより宇宙へと意識を変容していく

につれて、幻影の世界が消え、次の世の中のかたちや次のエネルギーシステムが

見えて来る・・・

そんなことを思う冬眠でした。



去年四国の里山に移ったソガメくんが来ていたので、今年の田んぼメンバーの渡辺くん

プーサンと一緒に溜め池の土掬いもした。年々土が溜まって草が増え、ここに植わって

いる蓮が元気がなくなってきたので・・。これで夏にはまた蓮の花がきれいに咲く

でしょう。



こんな感じで畔の修理も・・・何かアートのようにも見えるよね・・

そう言えば今年の葉山芸術祭では田んぼでコンサートで参加しようかな・・



火を入れた後に、田んぼに水を入れる・・

もうこの谷戸は水の世界です・・

立春大吉。もうしばらく、冬眠しようかな。。。



ひとつのいのち トーク&ライブ
 あさって 15日(土)は横浜のPLANT'Sでの「ひとつのいのち」

今回はじっくり1時間半もトークの時間をいただきました。

不耕起田んぼの話や、そこから見えたこと感じたこと、「畔道じかん」を

スライドもまじえて、じっくりとお話したいと思います。

その後かるくライブの時間。

会食用に、黒米と緑米を少しですがシェフに提供しました〜

詳しくはこちらから




ひとつのいのち
エッセイ集[畔道じかん]出版記念のコンサートです ONE LOVE!


「ひとつのいのち」
12月5日 19:30〜 @青山スパイラルBIF CAY




*吉田ケンゴ(per.)が福岡から引き続き参加が決定しました!


リリースしました
 今年の夏から取り組んでいたエッセイ集「畔道じかん」、リリースしました。

いつも感覚的な表現をしているので、文章モードはなかなか刺激的でありました。

感覚的な文章であっても論理的なスジが通っていなければならないし、事実的な

裏付けも調べたりするので、自分の中でも考えがハッキリしていくのです。


この本のテーマは、不耕起の冬水田んぼの体験から見えて来たことなのですが、

肥料を入れなければ作物は育たないとか、耕さなければちゃんと根が張らないのでは

とか、そういうマインドが自分の中で解けていくことが、後期縄文の里山的世界に

感覚的にグラウンディングして、その地点から文明という人間が幾重にも構築して

きたマインドをひとつひとつほぐしていくことでもある、ということです。

そしてもうひとつ大きなテーマは、この田んぼは本当に楽しくて、いきものに満ちて

いて、大きなひとつのいのちに繋がっているよ〜  ということです。




本の内容*出版社HP     アマゾン



「減速して生きる ダウンシフターズ」の著者で、「たまにはTSUKIでも眺めましょ」

の店長でもある高坂 勝さんが書いてくれたこの本の感想です。


  私が田んぼをするキッカケを下さった真砂さんが、

  田んぼのノウハウ、これからの生き方、時代の在り方を、

  ご本人の見事な美しさとセンスをもって、

  文章と絵と写真で表現されています。

  まさにバイブルになる本です。

  自給自足→自給皆足、コントロールシステム→シンクロシステム

  など、静かにわくわくするような未来ビジョンを教えてくれます。





そしてなんと11/21という同じ日に、石垣金星、遠藤晶美とのコラボアルバム

「真南風2nd.」もSwich Record からリリースされました。

しかもぼくがここで田んぼを始めたのは、1枚目の「真南風」をリリースした

12年前、西表の米作りにまつわる島唄をテーマにして作ったのです。

シンクロしてますね〜

3月に西表に録音をしに行った時のことは、エッセイとして「畔道じかん」の

中に入っています。



HP「真南風2nd.」リリース






実りの祈り

今年も豊かな実りに恵まれて




新嘗祭の祝祭日に行います

音の葉 言の葉 舞い 衣「実りの祈り」




代々木能舞台は自然光の移り変わりや、広がりのある音の空間が

独特の時空を感じさせてくれますよ。






30年前のレギャンビーチ
 30年くらい前、日本がバブルに突入しようとしていた頃、初めてバリ島に行った。

プリミティブとモダン、日常とリゾート、自然と人、すべてが融合してしまう

島に流れる時間と空気感。棚田で米をつくりながら、ガムランを演奏し、神さまに

芸能を奉納する村の人たち。竹やヤシの葉でつくられたロスメン。

そんな衣食住のあり方にすっかり魅了されてしまった。

仲良くなったジャワニーズ・アーティストのウウトが、レギャンビーチの近くに

バナナースというお店と、かわいいバンブーハウスを建てて暮らしていたので、

よくレギャンビーチに素晴らしい夕日を眺めにいったものだった。

夕日が沈むと、近くに一軒だけあったカユアピという素敵なレストランに流れるのが

長期滞在者たちのコースだった。


夏の一色海岸はそんな30年前のレギャンビーチを思い出させてくれるんだなあ。

そんな感じで今、明後日のBlue Moonでのライブのプログラムを作っています。



一色海岸に数軒あるビーチハウスを、月を見ながら裸足で波間を歩いてハシゴする

のは最高です〜





今年は溜め池の草取りを、さぼってしまったせいか花の数が少なめですが

咲いてくれていますよ〜蓮の華、散歩に来て見てね〜





めぐっている時間
 
暑いですね〜 

でも棚田にとってはこの日差しがありがたいです。

この季節の田んぼが一番好きだな〜

育った稲たちが、海原の波のように風に揺れているのを、

木陰に座って見ているのは本当に気持ちがいいのです。

涼しい頃に田の草取りを一応終わっているので、お日様さえ照ってくれれば

株の分けつも進みどんどん育ってくれるでしょう。



中に分け入ってみると、ヤゴがトンボにアセンションしていたり


クモがなかなかのアートをしていたり



やっと出て来た蓮の蕾を発見したり、

飽きることがありません。


ここにいると、時間ていうのは、めぐっているんだなあと納得します。

そのめぐりの中で実りがやって来ます。

「めぐり」の「みのり」が「めぐみ」なんだね。と一人で納得。



畔道の 時間はめぐり 環になりて

めぐりは実り 恵みとならん






そういえば、いのちの祭りも廻り廻って今年9月に行われます。

88年に「NO NUKES ONE LOVE」の合い言葉で一生懸命に、何か御神輿を

かつぐような気持ちで制作に参加していたのを思い出します。

このへんの事はまた詳しく書きたいですが・・・

今回はウォンさんとの共演ができることになり、とても楽しみです。


遠藤さんと今仕上げているマーパイのセカンドアルバムも、考えてみれば

12年前にリリースした真南風(マーパイ)から一巡りです。

この田んぼも12回の季節の廻りを繰り返してきて、今年は大きな一巡りで

エッセイ集という形に実ります。


いろいろなめぐりの中で自然に実ったものを

恵みとして受け取れるのは本当に幸せなことです。






明日は緑の党キックオフイベントでYaeさんと共演します。

お盆恒例の一色海岸Blue Moonでのライブ、今年は8月10日です〜



田植えの季節
 今年は雨が多く、気温も低めなようですが、苗はちゃんと育ち

先週無事に田植えを完了することができました。

だんだん葉の緑色も濃くなってきたので、順調に根が付いてきたようで一安心。

今年植えたのは、緑米、黒米、香り米、コシヒカリ、イセヒカリ。



このクニでの稲作は、最近の研究では九州では5000年前頃、能登や新潟では

3000年前頃、青森では1900年頃まで推定されるようです。

科学的な調査でも紀元前8世紀頃の土器からプラントオパールという稲の成分が

検出されているとか。

7世紀の日本国の誕生より少なくとも1500年も前から、稲をたづさえて海を渡って

き海人たちは里山ワールドをつくっていました。

ここに植えた稲たちも先祖をたどると、そこまで繋がっているんですね〜




今年から田んぼ体験のプーさん、鈴木さん、KNOBさんも田植えメディテーション。

やっぱり里山DNAでしょうかね。



この子たちはここで生まれた世代なのか、畔で昼寝をしていて人が近づいても

逃げません。草取りも手伝ってます。




一昨日は季節外れの台風が通過して、翌朝心配して見にいってみたのですが

谷に守られて、植えたばかりの稲ですが全然大丈夫でした。



田植えをした田んぼを見学しに、「もりのわ」のかわいい子供たちで

にぎわっていました。素敵な野外ようちえんです。

冬期たん水の田んぼは生きものがいっぱいいるよね〜





6/30〜7/1 にかけて千葉のブラウンズフィールドにて
水彩と音と食のワークショップ+ライブがあります




田植えTシャツ 2012年版です







軽い方へ


金環日食から月食を経て昨日のヴィーナストランジットへのながれは

私の意識のなかでは大きな節目でした。

まだまだ心配や恐れや怒りなどネガティブナなものを無意識的に抱えていると

自覚する自分と、それを理解して解き放ち軽くなって、宇宙と深呼吸する自分が

交差するような、意識と感情と気の領域でのそのような体験の期間でした。


そんな折に、このような情報に出会いました。

端的に言うと、太陽系の惑星は太陽から生まれたという理論です。そして

それを証明するようなことが、今年の3月11日にNASAで観察されています。


全ての個体は個別に存在するという考え方に対して、宇宙の存在は相互に繋がって

生成しているという科学的な理論はとても自然に納得できます。

そして、それが納得できると「私たちは太陽の子供」と言った古人の言葉は

そのままリアルに感じることができるし、宇宙全てが波動で繋がっているのだから、

「祈り」という行為は上下の関係での拝みや頼みではなく、愛の波動を送る、

という理解になります。



思えば私たちは、本当に重たい恐れや怒りなどの感情や考え方に、支配されて

きました。そしてそれに乗じて、支配と被支配の社会の構造を維持され、その

最たるものは、地中から重い物質を掘り起こして燃やして得るエネルギーでした。

でも宇宙が自分も内在する、繋がって生成している一つの世界であるという

ことが本当に身にしみて腑に落ちたら、もうそのような重たいことが無意味に

なっていきます。

今回の期間は、これからも紆余曲折するでしょうが、人の意識も社会もエナルギー

も軽い方へ向かっていく、大きな節目だったのではないでしょうか。





苗も育って、いよいよ田植えです〜



6/10に南葉山の農園でライブをします。

ホタル舞うなかで演奏できるのは嬉しいです。




明暗
 いつもは絶対に見えない新月ですが、この時は影の満月として現れました。

いつもは欠けることのない太陽が、この時は三日月のように欠けて

でも一瞬、光りの輪を見せてくれました。

現在の文明の状況や、その中にいる私たちの意識の状態を、象徴的に現したような

神話的なできごとでした。

金環日食に全くシンクロしていた、「ひかりの環の祈り」

何十人かの人々の「やまとかたり」、演奏、そして祈りの心が

シンクロしあい、それが天地とまたシンクロしていることを、そこにいた皆が

心の底から確認したようすでした。

その前夜のコンサートはそれを予感させるような、雲竜さん、KNOBさん、

大小田さん、野口暁さんとの音と気の重なりの環が見えるようなコラボでした。

みなさま、ありがとうございました。



このノリを明後日のコンサートに繋げたいと思っています。楽しみです。

YAS-KAZさん、アキラックとのコラボ。野口暁さんにも舞を急きょお願いしました。




YAS-KAZさんはエスニック・パーカッションの先駆者で、私もずっと以前から

彼の音楽のリスナーでした。アキラックは同じ葉山在住で、ジャンルを超えて

活躍している気鋭のシンガーです。