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明通寺・いのちのもり
 1200年前に初代征夷大将軍、坂上田村麻呂が、戦の相手であった先住民のリーダー、

アテルイとモレそして犠牲者達を鎮魂するために建てたお寺。

一昨年の春、Walk9が若狭に差掛かったとき虹海祭がここで開かれ、

縁あって本堂で僕は奉納の演奏をした。

その時にこのお寺の縁起を知り、アテルイという存在が心に響き始めた。

何かに揺すぶられるように、アテルイの言葉と、アテルイへの言葉が発せられた。

それは段々に音になり、曲になり、「いのちのもり」になる。

いのちのもりツアーの今年最後の開場が、この明通寺になったのも

大いなる何かが為しているのだろう。



不動明王を祀る大広間での演奏の最中、その縁を感謝し、無心で「いのちのもり」を奏でる。

終盤、曲の合間にお不動さんを垣間見ると、ふと微笑んでいるよう。

自分のなかでも何かが解けたような気がした。

ご住職の哲演さんも、この風の結を心から歓迎し、音の世界に喜んでいただけ、

本当にありがたいこと、風の結、ありがとう。



アテルイも田村麻呂も僕たちの先祖であり、

先住の民の心も、日本という国も僕たちの中に存在している。

今それは対立ではなく、和解し癒されることを望んで。

そして、それは今起きている大きなパラダイムシフトに不可欠なことだろう。



森は、誰が計画したわけでもなく、ひとつひとつの命が、一本一本の樹が

輝いて生きぬくことで、自然に多種多様に共生し生い茂って成長している。

僕たちも個を輝かせ、有機的な世界を生き始めているんだと、

再び訪れることのできた明通寺で確信することができた。

                            真砂






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